前回お話しさせていただいた古民家解体後の売地が先日決済(引渡し)となりました。
前所有者様より購入するにあたって、隣地所有者と境界立会い印をもらうまでがとても大変でした。
立会い印はすぐもらえましたが、そこにたどり着くまでの境界ポイントを定めることに測量士がかなりの苦労をしていました。
簡単に言うと、その土地一帯は昭和33年に開発された分譲地で前面道路は現況あるのですが、宅地の一部で道路として分けられていませんでした。
長い年月の間、それぞれの土地所有者が建替え等する中で道路境界点が変わっていったので、現在のポイントを決めることに苦労していたようです。
境界ポイントが決まり境界確認印がもらえた後、話はスムーズに進みました。
あっという間に所有権が当社へ移り、同日、次の購入希望者と契約。
その約1か月後に決済(引渡し)を行いました。
この土地は擁壁が古く玉石状なので現況の宅地造成法には不適格です。
次の買主は事業者で建売をやるということで、解体と土地の更正登記(測量)後に引渡しという条件での契約でした。
どうするのかなと言う感じで決済を迎えたところ、実は、また宅地造成会社へ転売が決まっていたそうです。
僕の仕事はここまでなので全く問題はないのですが、不動産業界って怖って思いましたね。
あっという間に転がしちゃうんだから仕事が早いというかなんと表現したらいいのかわかりませんが、すごいですね!
この業界にまぁ長くいるつもりですが、僕はまだまだですな。