家を買うとき借りるとき。
仲介手数料って言うのがかかりますよね。
なんでこんなの払わないといけないのって誰もが思うと思います。
高いですよね!
不動産業やってる私が常日頃考えているんです。
他に変わる方法はないかと、、、
でもないんです。欧米などでは不動産の営業マンはブローカー呼ばれています。
彼らはプロ意識を持って仕事しています。
日本との価値観の違いですが、弁護士や医者よりも地位が高いんです、なぜか。
なぜかというとお金を生み出す人が一番エラいと評価されているからなんです。考えたらその通りですよね。
営業の世界は一番売っている人が神です。売れない人ほど文句を言う。目指すはトップなんです、だから皆トップを目指して日々努力してるんですよ。
自分で開拓して売ることができる人って本当にすごいですよね、僕も初心に帰らねば!
話はかなりそれましたが、仲介業務というのはそれなりの責任があるものです。よく右から左に紹介するダケでお金がもらえると勘違いされますが、それだけではないんです。
不動産取引には宅地建物取引業法という法律があって、多くのルールがあるんです。大きな金額が動く取引ですからトラブルが起こりやすかったんです。トラブルが起こればまず契約書を見ると思います。そして何が誰が悪いのかを追求すると思います。なので私たちは常に細心の注意を払っての行動と書類作り、お客様の個人情報の管理などを常に行っています。個人から個人、個人から法人、法人から個人へと様々な取引を円滑にかつプロ意識を持って仕事をしています、
この業界はいくつかの資格がありますが、代表は宅地建物取引主任者ですよね。実は今年の6月18日、宅地建物取引主任者から「宅地建物取引士」へ名称変更されることが衆議院本会議にて可決されました。おそらく来年4月頃施行されるのではないかと思います。条文の中を読むと、宅地または建物の取引の専門家としてより一層責任がある旨が書かれています。これからは「士業」です士業、どこまで認知されるかですけれどさらに責任感を持って取り組んで行かなければいけませんよね。
ネットで仲介手数料って検索すると、仲介手数料無料とか中にはキャッシュバックしますなんていうホームページがHITします。不動産業を安売りしていいのかって感じます。起業努力と言ってしまえばそうなのかもしれませんが、まぁその会社のやり方なんでしょうけど、、、
それはそれでいいのでしょうが、不動産取引はそんな安い物ではない。仲介手数料はしっかり仕事をした結果いただく報酬なのですから、他の職業と変わらないと思います。極論言えば弁護士が訴訟に勝って報酬をもらうことと違いはありませんよね。失敗があってはならないし責任逃れも許されません。売ったら売りっぱなしっていう会社(人?)はまだまだ沢山いますけど、それは排除すべきです。仲介手数料無料って安売りしていたらそれなりの仕事になってしまうでしょうね。ちなみに名の通った大手不動産仲介会社はそんなことしていません、プロとしての仕事に誇りを持っていますのでしっかりと仲介手数料をもらっています。私もそのつもりです。
これからも一件一件しっかりと仕事させてもらいます。