家を買うことは、人生最大の決断をする思いですよね。
不動産の営業マンは、実はお客様の心理をそれほど理解していません。
上手に決断できるアドバイスをする術を持っている営業マンは多くいます。
まぁ契約を取るという本人の思いが強いのですが、それが相乗効果になっているんですね。
僕も決断の経験をしたことがありますが、そんなに大きな決断ではなかったです。
なぜなら一人じゃなかったからだと思います。
これは人それぞれの性格が大きいのかな?
男目線で話をします。
(土地の購入でも建物の設計でもいいのですが)男はあまり口を出すものじゃない。
男は黙って稼いでくればいい。
最後は嫁が気に入ってくれればそれが決定打となるはず。
男が意見すると大体ぶつかるもの。
本人の好みもあると思いますが、それはスパイス程度で我慢しなさい。
嫁さんが気に入ったものでなければ、それは後々必ず嫁さんのストレスになりますよ。
そこで決断のポイントは3つ。
1.場所 2.間取り 3.予算(支払い等)
まず1.の場所は、家族が生活の中心となる家ですから、子供の通学やお母さんにとっての通勤や買い物便等、みんなが生活できるか、気に入るかどうか。まぁお父さんは最後ですね。
そして2.間取り、家族が不自由なく生活できるか、欲を言えば夢のマイホームを持つのに譲れないものが盛り込まれているか。まぁ、これは欲を言えばですけれどね。
最後に3.予算(支払い等)、住宅ローンは長く上手に付き合っていかなければなりません。初めて家を買う人は賃貸に住んでいる人が多いでしょう。中には、実家暮らしや親からの援助で自己負担しないで生きて来た人もいるかもしれません。いずれも衣・食・住の中で住が最も負担が大きなもの、頑張れる範囲でないと続きません。本当に家族のためであれば少し背伸びをしても全く問題ないと思います。
初めて買うのに自分の欲望を100%満たす事なんて絶対ありえない。
一生かけても3度建ててやっとという言葉があるくらい。
ではどうすればいい?
初めての家を100%にするには、住んでからでいい。
3度建替えるなんて経済的に無理でしょう。
せっかく買うんだから妥協したくないって気持ちはわかる。
だからって妥協する必要はありません。
3つのポイントが抑えられれば70~80%は満たされているはず。
だって3つとも欠かすことのできない要素なのですから。
住めば都とはよく言ったものです。
今住んでいる場所も、自分にとってまぁまぁ満たされていませんか。
だからこそ住んでから100%にすればいいんです。
まとめると、住宅購入決断のポイントは、3つのポイントがクリアされていること。
そして嫁さんが気に入っていること。
以上
旦那は黙って稼いでくればいい、なんて言いましたけど自分だって必ず満たされます。
だって家族が喜んでいるんですから。
賃貸に住み続けたらどうなりますか?
将来、リストラにあったり病気になったらどうしますか。
生命保険に入っているから大丈夫、なんて考えていませんか。
病気になったらその生命保険は医療費に充当されるでしょう。
そして長い療養生活が始まります。
下手したら生命保険料だけでは足りないかもしれない。
収入がなくなったら家賃が払えません。
2ヶ月滞納したら強制退去の対象です。
それに対して住宅ローンを組んでいる人は、万が一、成人病などで1年間休養してもなお回復の見込みがないと診断された場合(8大疾病に加入要)、団信適用となり住宅ローンに充てられます。
事前に住宅ローン支援保険に加入しておけば、リストラになってしまったとき保険料から住宅ローンが支払われます。
万が一、加入していなくてもすぐに家を取り上げられることはなく、きちんと金融機関に相談すればリスケジュールを組んで返済計画を立ててくれます。
金融機関だって焦げ付きは避けたいところですからね。
団信について付け加えると、万が一自分が亡くなったとき住宅ローンはなくなります。
残された家族に住む家がない、そうなったら家族は路頭に迷います。
せめて家だけでも残せたら、残された家族の生活が大きく違ってくることでしょう。
女性が頑張ったって男性ほど稼ぐのは困難なことです。
まして専業主婦だったらはっきり言って旦那と同じ給料を稼ぐのは「ムリ」。
今まで通りの生活レベルを保つためには、女性が今のあなたと同じだけの稼ぎがないとできません。
賃貸を借りていても家賃が発生する、住宅ローンを組んでいなくても毎月家のために支出します。
同じお金を払っていても家賃には何の保証もないという不安材料がたくさんあるんです。
家賃は大家の利益です。
定年間際に家を買おうと思っても、年齢を考えたら踏み切れなくなるでしょう。
家を買うならできるだけ若いほうがいい。
そうでなくても1日でも早いほうがいいに決まってる。
買わないならどうでもいいんですけどね。
考えているその日その日がゴールを遅らせます。
誰にでも訪れる老後、住む家があるか無いかで生活が全く変わるでしょう。
現在、独居老人が多くいますが、家がある人ほど悠々自適な生活を送っています。
年金支給額が明らかに少なくなる将来、もっと格差が拡がります。
家を買いたいけれど踏み切れない人へ、「最後は勢い!」
がんばれ!!